「出会い」と「遭遇」の違いとは?分かりやすく解釈

「出会い」と「遭遇」の違いとは?違い

この記事では、「出会い」【であい】と「遭遇」【そうぐう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「出会い」とは?意味

自分の好みの異性と会ったとき、その運命的な状況を「出会い」【であい】といって嬉しい気持ちを表します。

自分と共通する点が多い人と会うことはとても貴重であり、まるで生まれる前から赤い糸で繋がっているように導かれた相手と知り合うということは、まさに貴重な「出会い」になるわけです。

人だけではなく、自分の気持ちを掴んで離さない魅力的な物を見つけたときや、かわいいと感じて心癒される楽器や服を見つけた人は「これはきっと出会いだろう」と嬉しい気持ちになります。


「遭遇」とは?意味

まったく予想だにしていない状況で、意外な人物や生き物に会ったことを「遭遇」【そうぐう】といいます。

例えば、噂に聞いていた奇妙な生物にばったりと会ってしまったり、思ってもいなかった珍しい動物に会ったときなど、できればあまり出会いたくないと思っていたものに出会ってしまった状況のときに使うわけです。

あまり出会いたくないと思う生物や動物と不意に会ってしまったとき、人はひどく動揺してしまうほどの衝撃を受けてしまいます。


「出会い」と「遭遇」の違い

「出会い」「遭遇」の違いを、分かりやすく解説します。

とても嬉しい、楽しいと感じる相手と知り合ったその状況を「出会い」といいます。

数いる中から自分と相性が良いと感じたり、すごく好きだと思う人や物を見つけたとき、運命を感じるほど一生大事にしたいと思う「出会い」になるわけです。

もう一方の「遭遇」は、あまり出会いたいと思わない相手や動物に会ってしまったとき、不運なのだろうという落ち込む気持ちを表すという違いがあります。

「出会い」の例文

・『仕事が忙しいので、まったく異性との出会いがないため毎日が虚しい』
・『今まで見てきた楽器の中でも一番私を惹きつけて離さないものに出会った』

「遭遇」の例文

・『学生時代、さんざんこき使われた部活の顧問と旅館で遭遇してしまう』
・『海外で登山を楽しんでいたら、大きな熊と遭遇して恐怖を感じた』

まとめ

どちらも会うという状況を表す言葉ですが、好きだと感じる相手か、まったく話もしたくないし、見たくもない嫌いな者に出会ってしまたときに使うのかよく考えてみて、自分なりに使い分けをしてみるといいでしょう。

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