この記事では、「ボロネーゼ」と「ミートソース」の違いについて紹介します。
ボロネーゼとは?
ボロネーゼはイタリアのパスタ料理の1つで、刻んだ玉ねぎやひき肉を炒め、ワインやトマトペーストなどを入れて煮込んでからパスタと合わせた料理のことをいいます。
イタリアのボローニャ地方が発祥とされており、正式にはラグー・アッラ・ボロニェーゼといいます。
ボローニャ風の煮込みという意味になります。
イタリアではタリアテッレというパスタを使います。
タリアテッレはイタリアの北部で食べられているパスタで、スパゲッティよりも幅があって平たい麺になっています。
ひき肉には牛肉を使うことが多いですが、豚肉や鶏肉、鴨肉等を使うこともあります。
ミートソースとは?
ミートソースは、日本ではパスタ料理の定番として人気があります。
アメリカから伝えられたとされ、ボロネーゼがルーツになります。
ボロネーゼがアメリカに渡り、そこでアメリカ風にアレンジされたものがミートソースとして日本に伝わりました。
ミートソースはトマトケチャップを使用しており、甘味があります。
砂糖やウスターソースなども加えており、子どもにも食べやすい味になっています。
缶入りのミートソースが販売されたことで人気となりました。
現在は缶入りやパウチ入りのレトルト食品、冷凍食品等があり、スーパーマーケット等で販売されています。
ボロネーゼとミートソースの違い
ミートソースはボロネーゼをアメリカ風にアレンジしたものです。
ボロネーゼにはトマトペーストが使われていますが、ミートソースにはトマトケチャップが使われています。
そのためミートソースの方が甘味が強く、ボロネーゼは甘味はあまりありません。
また、ボロネーゼにはワインが使われています。
まとめ
ボロネーゼはトマトペーストを使用していて甘味が控え目で、ミートソースはトマトケチャップを使用していて甘味が強いという違いがあります。
