この記事では、「豆板醤」と「テンメンジャン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「豆板醤」とは?
豆板醤は、とうばんじゃんと読むべき言葉です。
ソラ豆や唐辛子に、塩等を発酵させて作られる辛い味噌であり、中国発祥の調味料を表します。
中国の代表的な調味料の1つであり、この豆板醤は中華料理に多く活用されているのです。
「豆板醤」の言葉の使い方
豆板醤は、中国生まれの唐辛子味噌とも呼べる調味料を表現する言葉として用いられています。
ただし元々は唐辛子だけを使わずにソラ豆で作った調味料を豆板醤と呼び、唐辛子入りの方を豆板辣醤と呼んでいたものの、現在では唐辛子入りの方が多く使われこちらも豆板醤と呼ばれているのです。
「テンメンジャン」とは?
テンメンジャンは、甜麺醤と漢字表記も出来る言葉となっています。
中華料理の調味料の1種であり、小麦粉を発酵して出来た甘味噌を示す言葉です。
そんなテンメンジャンは、麺醤とか中華甘味噌という呼ばれ方もされています。
「テンメンジャン」の言葉の使い方
テンメンジャンは、小麦粉を発酵させた甘味噌の事であり、中華料理で駆使される調味料の1つを表す言葉として使われているのです。
主に回鍋肉や北京ダック、麻婆豆腐等の料理に使用される調味料となっています。
「豆板醤」と「テンメンジャン」の違い
豆板醤とテンメンジャンはどちらも中華料理で駆使される、中国生まれの調味料という共通点があるのです。
しかも最後のじゃんが付く事から、読み方に関しても似ている部分はあります。
とはいえこの2つには明確な違いもあり、豆板醤はソラ豆と唐辛子を主な原料としているのです。
一方のテンメンジャンは、小麦粉を発酵させて作られています。
まとめ
2つの言葉には読み方に共通点があるだけでなく、どちらも中国で生み出された発酵調味料です。
そのためどちらも、中華料理に使用される調味料として知られていますが、2つには原料の違いがあります。
まず豆板醤は、ソラ豆と唐辛子を原料として作られているのです。
対するテンメンジャンの方は、小麦粉を発酵して作っています。