この記事では、「糖質制限」と「カロリー制限」の違いを分かりやすく説明します。
「糖質制限」とは?
糖質制限とは、その名前の通り食べ物や飲み物から摂取する糖質の量を減らすことをいいます。
ダイエットを目的に行うことが多いです。
炭水化物は三大栄養素の1つですが、消化吸収される糖質と消化吸収されない食物繊維に分けられます。
糖質は、エネルギー源になる栄養素です。
しかし、糖質を摂り過ぎてしまうと脂肪として体内に蓄えられるので、肥満の原因になります。
炭水化物は、ご飯や麺類、パンなどの主食に多く含まれています。
そういった食べ物の摂取量を減らす食事法です。
「カロリー制限」とは?
食事などで摂取するカロリーを減らすことをいいます。
カロリーはエネルギーを表す単位で、人は生命維持に必要なエネルギーを食べ物から摂取しています。
例えば、茶わん1杯分のご飯のカロリーは、250kcalとされます。
また、ご飯や麺類などの主食だけではなく、肉や魚、野菜、卵などあらゆる食べ物にカロリーがあります。
それを全体的に減らす食事法で、ダイエットを目的に行うことが多いです。
「糖質制限」と「カロリー制限」の違い
どちらの食事法も、ダイエットを目的に行うことが多いです。
糖質制限はご飯やパンなどの炭水化物を減らしますが、カロリー制限で減らす食べ物は炭水化物に限りません。
肉や魚、野菜などの摂取量を減らしても摂取するカロリーは少なくなります。
糖質制限の場合には、糖質の代わりに肉や魚などのタンパク質の摂取量を増やすということもあります。
その場合、糖質は制限していてもカロリーは減っていないこともあるのです。
摂取する食べ物のカロリーを全体的に減らすのがカロリー制限で、炭水化物に限って食べる量を減らすのが糖質制限になります。
まとめ
糖質制限はご飯や麺類など炭水化物の摂取量を減らすもので、カロリー制限は炭水化物に限らず摂取する食べ物のカロリーを減らすものです。