「誇らしく思う」と「誇りに思う」の違いとは?分かりやすく解釈

「誇らしく思う」と「誇りに思う」の違いとは?違い

この記事では、「誇らしく思う」「誇りに思う」の違いを分かりやすく説明していきます。

「誇らしく思う」とは?

「誇らしく思う」とは、「それを名誉に思うこと」という意味を表す言葉です。


「誇らしく思う」の使い方

「誇らしい」そのものは「得意になり、自慢したい気持である」という意味を表す言葉です。

ただし、「誇らしく思う」は自分の心中で得意になったり、名誉に思ったりしているときに使われ、他者に向けて自慢したいときには使われません。


「誇りに思う」とは?

まず、「誇り」「名誉に感じることやその心」「誇ること」「プライド」を意味する言葉です。

そして、「誇りに思う」「誇らしい気持ちになる」「それを名誉に思うこと」という意味を表す言葉になります。

「誇りに思う」の使い方

「誇りに思う」「○○を誇りに思う」などの形で使われています。

「誇らしく思う」と「誇りに思う」の違い

結論から述べると、「誇らしく思う」「誇りに思う」はどちらも主に「それを名誉に思うこと」という意味を表す言葉であり、二語は類義語の関係に当たると解釈できます。

二語のあいだに差はなく、どちらを用いたとしても間違いや不適切になるということはありません。

「誇らしく思う」の例文

・『世界で活躍する彼のことを同じ日本人として誇らしく思う』
・『彼女は人命を救う仕事に就いている息子を誇らしく思っている』
・『一代で起業し、会社を大きくさせた祖父のことを誇らしく思う』

「誇りに思う」の例文

・『オリンピックで活躍した選手のことを地元の誇りに思う』
・『学生時代に全国大会で優勝したことは今でも誇りに思っている』
・『失敗に終わったが、恐れずに挑戦した経験を誇りに思う』

まとめ

「誇らしく思う」「誇りに思う」はどちらも「それを名誉に思うこと」「誇らしい気持ちになる」という意味を表します。

同じような意味を表すことから、二語は類義語の関係に当たると言えます。

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