たかが5mm?されど5mm?
この記事では、「インセット40」と「インセット45」の違いを分かりやすく説明していきます。
「インセット40」とは?
ホイールの中心線から取り付け面までの距離を指した言葉になります。
かつてはオフセットで表記していたため「オフセット+40」の意味合い持つと考えてもらってかまいません。
ホイールの幅といえるリム幅の中心からハブ取り付け面まで40mmあると考えていいでしょう。
「インセット45」とは?
リム幅の中心から45mm外側に取り付け面があるホイールを「インセット45」と呼びます。
かつては「オフセット+45」と表記されていました。
「インセット40」と「インセット45」の違い
「インセット40」と「インセット45」の違いを、分かりやすく解説します。
単純にホイールの規格が同じだった場合には、40から45へ数値をスケールアップさせた場合には5mm「インセット」が増加します。
このため当初取り付けていたホイールからは5mm分奥へホイールが引っ込んだ状態になると思って構いません。
逆に45から40へダウンさせた場合には5mm分インセットが減少。
結果的に外へ5mmホイールがはみ出す事に繋がります。
わずか5mmの増減になりますが見た目の印象はかなり変化すると思っていいでしょう。
基本的には自動車メーカーから車を購入して、アルミホイールが装着されている場合は日本車ならばフェンダーとタイヤ・ホイールはフラットではありません。
まとめ
「インセット」はホイールの中心線から取り付け位置が内か外かを指す言葉。
「インセット40」から「インセット45」にスケールアップした場合は5mmホイールが内へ引っ込みます。
逆に「インセット45」から「インセット40」スケールダウンした場合には外へ5mm出張る事を意味します。
ホイールを新しく購入される理由はフェンダーとタイヤ・ホイール面をフラット、いわゆる“ツライチ”状態にしてかつタイヤとフェンダー間をギリギリまで無くして、スタイリッシュにドレスアップしたい方がほとんどではないでしょうか。
そのために「インセット」の数値を下げる必要はありますが、下げ過ぎるとフェンダーより外にホイールが位置し、車検を通りません。
またフェンダーとホイールが接触する事も予想されます。