「ダルマガエル」と「トノサマガエル」の違いとは?分かりやすく解釈

「ダルマガエル」と「トノサマガエル」の違いとは?違い

この記事では、「ダルマガエル」「トノサマガエル」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ダルマガエル」とは?

「ダルマガエル」とは、カエル目アカガエル科トノサマガエル属に属するカエルの一種です。

漢字では「達磨蛙」と表記し、太い体形に短い後ろ足がダルマのようであることから命名されました。

ほか、褐色に斑紋のある背中と白い腹部、突起の無い滑らかな皮膚を持つのが特徴です。

「ダルマガエル」には「ナゴヤダルマガエル」「トウキョウダルマガエル」の亜種がいます。

「ナゴヤダルマガエル」は愛知県から広島県、香川県に棲息し、正中線上に筋状の模様がない個体が多いとされます。

一方、「トウキョウダルマガエル」は仙台平野から関東平野、長野県、新潟県、北海道の一部に棲息し、正中線上に筋状の模様がある個体が多いようです。


「トノサマガエル」とは?

「トノサマガエル」とは、カエル目アカガエル科トノサマガエル属に属するカエルの一種です。

漢字では「殿様蛙」と表記され、その姿勢が殿様のように見えることに由来しているとされています。

白い腹部にオスは緑色や茶褐色の背中、メスは灰白色の背中を持ち、それぞれ黄色や白色の線と黒い斑紋があります。

後ろ足が長いことにより優れた跳躍力も持ち、オスよりメスの方が大きいのも特徴です。

日本では関東平野から仙台平野のエリアを除く本州、四国、九州に分布しています。

また、北海道の一部でも人為的分布が確認され、これは学校の教材として持ち込まれたものが野生化し繁殖したと考えられているようです。

国外では朝鮮半島、中国、ロシアの一部に分布しています。


「ダルマガエル」と「トノサマガエル」の違い

「ダルマガエル」「トノサマガエル」はどちらもカエル目アカガエル科トノサマガエル属のカエルです。

主な違いは見た目にあり、「ダルマガエル」は斑紋の混ざった腹部を持つのに対し、「トノサマガエル」は斑紋のない真っ白な腹部を持ちます。

まとめ

「ダルマガエル」「トノサマガエル」の主な違いは腹部にあるということでした。

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