この記事では、「タリアータ」と「ステーキ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「タリアータ」とは?
焼いた牛肉を薄く切った料理のことです。
皿に盛り付けて、削ったパルミジャーノレッジャーノを散らしたり、野菜を添えたりします。
使う肉は牛です。
焼く前に薄く切るのではなく、塊を焼いてから薄く切ります。
作り方を簡単に説明します。
牛肉は冷蔵庫から出して30分ほどおき、室温に戻しておきます。
赤身と脂身の間に切り込みを入れ、塩をふります。
フライパンにオリーブオイルと牛肉を入れて、フタをして強火で1分ほど焼きます。
オリーブオイルは大さじ3杯ほどとたっぷりと使用をします。
次に裏返して反対の面も1分ほど焼きます。
火を止めて牛肉をアルミ箔で包み、3分ほどおきます。
このときにアルミ箔は2重にし、フライパンに残った油を一緒に包みます。
ソースを作ります。
バルサミコ酢とはちみつをフライパンで煮詰め、とろみがでたら塩とコショウを加えます。
牛肉をアルミ箔から取り出して、薄切りにします。
皿に盛り付け、ルッコラをのせ、その上に削ったパルミジャーノレッジャーノを散らし、ソースをかけます。
「ステーキ」とは?
厚切りの肉や魚を焼いた料理のことです。
一般的には厚切りの牛肉を焼いたものをいいます。
焼き加減は、レア、ミディアムレア、ミディアム、ウェルダンで表します。
ウェルダンの焼き加減での作り方を説明します。
肉は冷蔵庫から出して30分ほどおき、室温に戻します。
肉に塩、コショウをふります。
よく熱したフライパンに肉を入れて、焼いている面全体に肉汁がでるまで片面を強火で焼きます。
裏返して反対の面も表面全体に肉汁がでるまで焼きます。
弱火にしてトングや箸で触って固いと感じるまで焼きます。
「タリアータ」と「ステーキ」の違い
「タリアータ」と「ステーキ」の違いを、分かりやすく解説します。
牛肉の塊を焼いている点は似ていますが、それぞれ違う料理です。
前者はオリーブオイルと一緒に焼きます。
そして、焼いたものは薄切りにし、パルミジャーノレッジャーノや野菜を散らします。
後者は調理の際に油は使用しません。
そして、薄切りにして皿に盛りつけることはなく、塊で出すことが一般的です。
まとめ
牛肉を使った料理である点が同じですが、調理方法にやや違いがあり、違う食べものを指しています。