「テンジャンチゲ」と「キムチチゲ」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「テンジャンチゲ」と「キムチチゲ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「テンジャンチゲ」とは?
「テンジャンチゲ」のテンジャンは韓国味噌。
チゲは鍋を意味します。
朝鮮半島で伝統的に使用されているテンジャン。
そのテンジャンを用いた鍋が「テンジャンチゲ」になります。
テンジャンは大豆を茹で潰してペースト状にしたものを団子状に固め温かい場所に吊るし発酵させて作ります。
日本の味噌は完全に大豆をすり潰しているのに対しテンジャンは大豆の形が残っている点が特徴的です。
以上のような方法で作られたテンジャンを使用し味付けされた鍋全般が「テンジャンチゲ」になります。
具材は何でもよく、牛肉や豚肉、アサリなどをメインに豆腐やネギ、カボチャなどの野菜を加え作られています。
「キムチチゲ」とは?
「キムチチゲ」のキムチは韓国の漬物。
チゲは鍋を意味します。
キムチが入っていることから辛い鍋となり、具材は牛肉や豚肉、白菜やネギなどとなります。
「キムチチゲ」は韓国では広く好まれている鍋のひとつで、主体はキムチの辛い鍋になります。
「テンジャンチゲ」と「キムチチゲ」の違い
「テンジャンチゲ」と「キムチチゲ」の違いはメインとなる味付けが異なる点にあります。
どちらも具材は牛肉や豚肉、ネギや白菜、豆腐など、様々な食材を使用することが可能です。
そのうえで、「テンジャンチゲ」は韓国味噌を。
「キムチチゲ」はキムチを使用し味付けを行うといった違いがあります。
「テンジャンチゲ」のテンジャンは韓国味噌となるため辛い鍋ではありませんが、「キムチチゲ」はキムチを使用するため辛い鍋といった違いもあります。
まとめ
どちらも韓国では広く好まれている「テンジャンチゲ」と「キムチチゲ」。
メインの味付けに大きな違いがあることから、全く異なった味を楽しむことのできる鍋になります。
