この記事では、「テクノカット」と「ツーブロック」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「テクノカット」とは?
1980年代に登場し、男性の間で大流行した「テクノカット」はもみあげ部分をハサミで鋭角に剃ります。
襟足を刈り上げるといった手間をかけて、横から見るとかなり個性的な髪型です。
お洒落に敏感な人の間で受け入れられた髪型でもあり、1979年には本多三記夫氏が最先端の服を披露するモード界にいち早く紹介し、若者の間で斬新な服装と髪型をセットにして取り入れられたのです。
この髪型は耳を大きく出して、サイドと顔半分が隠れるほどの長さになるところが妖艶であり、モードも意識させます。
「ツーブロック」とは?
左右の耳の上と襟足も一緒に刈り上げて、その上に髪の毛を被せるのが「ツーブロック」です。
サイドの髪の量が多い人はサイド部分を剃ってしまえばボリュームを抑えられて、大きめの顔をすっきり小さく見せられます。
また、毛量が多くて蒸れやすい夏場には風通しが良くなるため快適に過ごせる髪型です。
髪の毛で剃り上げた部分を隠してしまえば、女性でも違和感なくお洒落なボブやショートにできます。
髪の毛が邪魔にならないよう耳に掛けたい人や、早く乾かしたいといった人に最適です。
「テクノカット」と「ツーブロック」の違い
「テクノカット」と「ツーブロック」の違いを、分かりやすく解説します。
YMOという日本のテクノバンドがこぞってテクノ音楽に「テクノカット」を取り入れて、最先端の服を着ながら演奏する姿が日本中のお洒落な人を虜にし、幅広い年代に様々な種類が流行りました。
もみ上げ部分を鋭角にするのが大事な部分でもあり、きれいに襟足も刈り、上げてしまう髪型は都会的な落ち着きとモードさを表せます。
もう一方の「ツーブロック」は後ろからサイドを坊主のようにかなり短く刈り上げて、上の毛は長めに残すところが斬新でお洒落です。
髪の毛の量が多い人がすっきりさせたり、男性的な格好良さを表現できます。
まとめ
個性的な髪型を2つご紹介しましたが、ハサミの入れ方や剃る部分、仕上がりがかなり違います。
男性向けの美容サイトや動画などを見比べてみて、長さや刈り上げ方を調べてみるといいでしょう。