この記事では、「稔侍」と「矜持」の違いを分かりやすく説明していきます。
「稔侍(ねんじ)」とは?
「稔侍」とは、日本の俳優である「小林稔侍(こばやしねんじ)」の活動名です。
ちなみに、本名は「小林稔侍(こばやしとしじ)」になります。
中学生の頃より俳優「高倉健」のファンであり、映画界への憧れを抱いていました。
そして、母親に家を建ててあげたいという一心で映画界を志したのでした。
特に「高倉健」に対する尊敬の念が強く、腎臓を1つ提供しても構わないと思っていることや恩を忘れないことと感謝を込めて、長男に「健」と命名するなどの逸話があります。
脇役ではなく、ちゃんと「高倉健」と共演し、恩を返したいと思っていたところ、映画「鉄道員(ぽっぽや)」でその夢が実現しました。
「矜持(きょうじ)」とは?
「矜持」とは、「自らの能力を優れたものとして誇る気持ち」や「プライド」、「自負」などを意味する言葉であり、慣用読みで「きんじ」とも読まれています。
『職人としての矜持が込められた一品だ』や『国の代表としての矜持を持つ』などのように使用されています。
「稔侍」と「矜持」の違い
「稔侍」と「矜持」の違いを、分かりやすく解説します。
「稔侍」は日本の俳優である「小林稔侍(こばやしねんじ)」の活動名です。
対して、「矜持」は「自らの能力を優れたものとして誇る気持ち」や「プライド」などを意味する言葉です。
「矜」という漢字には「あわれむ」や「かなしむ」、「慎む」、「敬う」などの意味が含まれていますが、ここでは「誇る」や「自負する」という意味で用いられています。
そして、「持」という漢字には「持つ」や「身に付ける」、「保つ」、「守る」、「持ちこたえる」という意味が含まれています。
まとめ
「稔侍」は芸能人の名前、「矜持」は熟語ということでした。
見ての通り字面は似ていても、意味は全く異なるので、くれぐれも混同しないよう、しっかり違いを把握しておきましょう。