この記事では、「時々」と「たまに」の違いを分かりやすく説明していきます。
「時々」とは?
この言葉には3つの意味があります。
1つめは、そのときそのときです。
季節によって旬の食材が変わります。
そのときそのときによく採れるもの、おいしいものが異なります。
時節を意味する言葉です。
2つめは、時間をおいて繰り返されるさまです。
どれくらいの間隔をいうのか定義はありませんが、時間をおかずに連続してではありません。
たとえば、お正月、ゴールデンウイーク、お盆などのときに実家に帰っているとします。
頻繁にではありませんが、ある程度時間をおいて繰り返し帰っています。
こういったさまをいいます。
3つめは、実現や存在が非常に少ないさまです。
どれくらいの頻度をいうのか定義はありません。
たとえば、1年に1回くらい電話をかけてくる人がいるとします。
これを「時々電話をかけてくる」といいます。
「たまに」とは?
めったにないこと、またそのさまという意味です。
どれくらいの頻度をいうのか定義はありません。
頻繁にではないのですが、非常に少ない頻度でステーキ店に行っているとします。
この店のステーキは高いので、頻繁には訪れられないのです。
だいたい、1年に1〜2回くらい行っています。
誕生日など特別な日だけ、まれに行く店です。
こういった頻度の少ないさまをいいます。
「時々」と「たまに」の違い
「時々」と「たまに」の違いを、分かりやすく解説します。
実現や存在が非常に少ないさまという意味が同じです。
この意味では「〜に訪れる」のように同じ使い方がされます。
どちらも、どれくらいの頻度なのか定義はありません。
前者にはこれ以外の意味もありますが、その意味は後者にはありません。
まとめ
めったにないさまという意味が同じで、同じように使われています。
一方はこれ以外の意味もありますが、その意味はもう一方にない点が、2つの言葉の違うところです。