「自家撞着」と「自己矛盾」の違いとは?分かりやすく解釈

「自家撞着」と「自己矛盾」の違いとは?生活・教育

この記事では、「自家撞着」「自己矛盾」の違いを分かりやすく説明していきます。

「自家撞着」とは?

自家撞着は、じかどうちゃくと読むべき言葉です。

漢字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となるのでしょうが、自分自身という意味を持っている自家の漢字に、辻褄が合わないやぶつかる事といった意味を有する撞着の漢字を付け加える事で完成した言葉となっています。

以上の事から自家撞着は、自分で自分の言行に対して反する事を行うという意味を示すのです。


「自家撞着」の言葉の使い方

自家撞着は、一人の人間の言動の辻褄が合わない事といった意味の言葉として用いられています。

要するに同じ人物が前に言った事や行った事と、後に言った事や行った事が食い違ってしまう事を意味する言葉として、利用されているのです。


「自己矛盾」とは?

自己矛盾は、じこむじゅんと読むのが正解な言葉となっています。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、己とか自分自身という意味の自己の漢字に、前と後ろの言動等が一致しないという意味がある矛盾の漢字を付け足す事で成立した言葉です。

そのため自己矛盾は、自分の中で論理や行動が食い違ってしまい、辻褄が合わない状態を表します。

「自己矛盾」の言葉の使い方

自己矛盾は、自己の言動が前後で一致していない事を意味する言葉として使われているのです。

つまりは自分自身の中で、前に言った事と後で言った事等が違いが生じ、辻褄が合わなくってしまう状態を表する言葉となっています。

「自家撞着」と「自己矛盾」の違い

自家撞着と自己矛盾の漢字表記を見ると、家撞着と己矛盾という漢字の違いがある事に気付けるものです。

所が最初の自の漢字は同じな上に、どちらも自己の言動が前後で食い違って一致しなくなる、という同じ意味を表現する言葉同士となっています。

まとめ

2つの言葉の漢字表記を比較すれば、漢字3つの違いを見出す事が可能です。

ですが最初の漢字が同じ上に、共に自分の中で言動が食い違って辻褄が合わなくなる、という同じ意味を指し示す類語同士となっています。