この記事では、「マイコン炊飯器」と「IH炊飯器」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「マイコン炊飯器」とは?
釜の底部分にヒーターを搭載しているのが「マイコン炊飯器」【まいこんすいはんき】といいます。
程よく釜の中にある米に熱を加えて、ふっくらしたご飯が炊けるようになる電化製品です。
熱せられた内釜の役目は、温まった水分もご飯がしっとり炊き上がるため必要になります。
この「マイコン炊飯器」には「間接炊き」といった外釜に水を入れて温めた米を蒸し、炊き上げる機能が付いている商品も充実する家電です。
もう一つの「直接炊き」は、直接内窯で米を炊き上げる2つのタイプが揃います。
また、炊飯時の消費電力は170Wで、保温するときは1時間あたり18Wとなる炊飯器です。
「IH炊飯器」とは?
炊飯器の底にある磁力線に熱を通して釜全体を程よく温めて、ご飯を炊くものを「IH炊飯器」【あいえいちすいはんき】といいます。
電磁誘導加熱技術を応用していて、外釜にあるコイルに伝熱した熱によって内釜で炊飯し、ムラなく炊き上げるのです。
この「IH炊飯器」には保湿機能があったり、炊き上がりを微妙に変えられるといった微妙な加減もできます。
1回あたりの炊飯にかかる消費電力は140Wで、1時間あたりの保温は19Wです。
「マイコン炊飯器」と「IH炊飯器」の違い
「マイコン炊飯器」と「IH炊飯器」の違いを、分かりやすく解説します。
高火力で炊き上げるのが「IH炊飯器」で、お米に熱が伝わりやすいため粒がふっくらした弾力があるご飯に炊き上がります。
機能の種類が多く、おかゆからおこわ、ご飯の炊き上がりも微妙に調整できるのも魅力です。
機能性が高いため、少し値段が高い商品が多いところが、1万円以下で買えるのが「マイコン炊飯器」との違いがあります。
もう一方の「マイコン炊飯器」はボタンが少なく、機能も分かりやすいので、高齢者でも扱いやすいのが魅力です。
また、高火力でムラなく炊き上げる「IH炊飯器」よりも低火力で米を炊き上げるため電気代も抑えられます。
まとめ
炊飯器についてご紹介しましたが、熱の伝わり方や炊き方、消費電力などに違いがありますので、資料や店で比較してみるといいでしょう。