この記事では、「ゆめぴりか」と「ふっくりんこ」の違いを分かりやすく説明します。
「ゆめぴりか」とは?
ゆめぴりかとは北海道で生産されているお米の品種の1つで、北海道立上川農業試験場によって誕生しました。
ゆめぴりかは程よい甘味と粘りがあり、低アミロース米でもあります。
コシヒカリと肩を並べるほど美味しいといわれています。
ゆめぴりかという名前は、公募によって決まりました。
ゆめぴりかの「ぴりか」は、アイヌ語で「美しい」とか「好ましい」という意味を持つ言葉です。
北海道の極上ブランド米として知られ、ななつぼしに次ぐ作付面積となっています。
「ふっくりんこ」とは?
ふっくりんことは、北海道で生産されているお米の品種の1つです。
北海道立道南農業試験場で誕生した品種で、ほしのゆめという品種と空系90242Bという品種を交配させて作られました。
空系90242Bは、米国の品種で美味しいと評判の国宝ローズを祖先に持つ品種です。
ふっくりんこはその名前の通り、ふっくらとした食感が特徴になります。
和食や魚介系のおかずとの相性が良く、機内食等にも採用されています。
また、2月9日は、2(ふっ)と9(く)でふっくりんこの日となりました。
「ゆめぴりか」と「ふっくりんこ」の違い
ゆめぴりかもふっくりんこも北海道で生まれたお米の品種です。
味はどちらも濃いですが、粘りはゆめぴりかの方があります。
ふっくりんこは柔らかく、ふっくらとした食感が特徴となっています。
作付面積が広いのはゆめぴりかの方です。
また、ふっくりんこも徐々に作付面積は広がっていますが、品質を維持するために生産地が限定されています。
ゆめぴりか程知名度は高くはなく、ゆめぴりかの方がよく知られています。
まとめ
ゆめぴりかは、粘りが強い北海道米です。
それに対してふっくりんこは、柔らかくふっくらとした食感の北海道米になります。
知名度が高いのはゆめぴりかの方です。