この記事では、「もじもじする」と「いじいじする」の違いを分かりやすく説明していきます。
「もじもじする」とは?
恥ずかしさや遠慮のために、態度がはっきりとしないさまという意味です。
めったに会わない知人の家に、子どもを連れて行ったことで説明をします。
Aさんとその子は、知人のBさん宅に行くことになりました。
AさんとBさんはよく知っている中ですが、子どもがBさんに会うことはめったにありません。
この子は、知らない人に会うと恥ずかしがってしまいます。
Bさんに会ったときも恥ずかしがり、うつむいてしまったり、あいさつの言葉が小さくなってしまったり、おやつを出してくれたときに遠慮するそぶりを見せたりしました。
このような、はっきりしない態度をいいます。
「いじいじする」とは?
いじけて態度がはっきりしないさまという意味です。
親と子どもが食事する場面で説明をします。
親子で外食をすることになりました。
それぞれ、自分の好きなメニューを選びます。
子どもは、大きなハンバーグを食べたいといいます。
しかし、以前にこのハンバーグを注文したとき、大部分を残していました。
今回も残すと考えられ、食べものがもったいないので、「違うものにしなさい」と親がいいました。
この対応にいじけてしまい、子どもはメニュー選びがぐずぐずとしてしまいました。
自分の態度をはっきりととることができていないのです。
このような、態度がはっきりしないさまをいいます。
「もじもじする」と「いじいじする」の違い
「もじもじする」と「いじいじする」の違いを、分かりやすく解説します。
態度がはっきりしないという意味が似ていますが、なぜそのような態度をとるのかという点に違いがあります。
前者の場合は恥ずかしさや遠慮のためです。
後者はいじけているためです。
まとめ
どちらも態度がはっきりしないさまという意味を持っています。
違いは、なぜそのような態度をとるのかです。