この記事では、「うざい」と「うっとうしい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「うざい」とは?
「うざい」の意味は以下の通りです。
1つ目は「面倒くさくて不快な様子」という意味です。
2つ目は「うるさくて不快な様子」という意味です。
3つ目は「邪魔で不快な様子」という意味です。
「うざい」の言葉の使い方
「うざい」は形容詞として使われたり、派生語として「うざ」などと使われます。
東京多摩地区の方言「うざったい」が全国に広まり、省略された語です。
語源は江戸時代に使われていた「うざうざ」という言葉で、「多くの虫がうごめく様子」から転じて「ぞっとする様子」という意味です。
ここから「うざかしい」「うざったい」などに派生して、「気持ちがざわざわして不快な様子」「うるさい・邪魔な様子」として使われる様になったのです。
「うっとうしい」とは?
「うっとうしい」の意味は以下の通りです。
1つ目は「心がふさいで重苦しい様子」という意味です。
2つ目は「邪魔でわずらわしい」という意味です。
「うっとうしい」の言葉の使い方
「うっとうしい」は「鬱陶しい」と書き、形容詞として使われたり、名詞として「鬱陶しさ」などと使われます。
語源は漢語の「鬱陶(ウッタウ)」で、元は「人のすることにより心が晴れない様子」という意味でした。
日本に入り形容詞として「鬱陶しい」と使われる様になり、意味も「心がふさいで不快になること」「うるさい・邪魔な様子」として使われる様になりました。
「うざい」と「うっとうしい」の違い
「うざい」は「気持ちがざわざわして不快な様子」「うるさい・邪魔な様子」です。
「うっとうしい」は「心がふさいで不快になること」「うるさい・邪魔な様子」です。
「うざい」の例文
「うざい」の例文は以下の通りです。
・『上司がいちいち声かけてきてうざい』
・『LINEがスタンプだらけでうざい』
「うっとうしい」の例文
「うっとうしい」の例文は以下の通りです。
・『雨の日はヘアスタイルがまとまらないでうっとうしい』
・『朝からクレームの電話ばかりでうっとうしい』
まとめ
今回は「うざい」と「うっとうしい」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。