この記事では、「イントネーション」と「訛り」の違いを分かりやすく説明していきます。
「イントネーション」とは?
「イントネーション」とは、「言葉を話す時に生じる、上がり下がりの調子のこと」という意味です。
「イントネーション」の言葉の使い方
「イントネーション」は英語の「intonation」が日本語化した言葉で、「抑揚」「音調」という意味です。
言葉を話す時に、話し手の感情を表したり、疑問や強調などを表現する為に、言葉の高さを変えることを表します。
話している言葉に関係なく、発音の上がり下がりに使われる言葉です。
「訛り」とは?
「訛り」は「なまり」と読みます。
意味は「標準語・共通語とは異なる、ある地方特有の発音のこと」です。
「訛り」の言葉の使い方
「訛り」は名詞として「訛りがある・ない」「ふるさと訛り」などと使われたり、動詞として「訛っている」などと使われます。
基本的に、標準語とは違う、ある地方特有のアクセントや音の出し方に使われる言葉です。
因みに、標準語とは異なる、ある地方独特の言葉や言い回しのことは「方言(ほうげん)」と言います。
「イントネーション」と「訛り」の違い
「イントネーション」は「言葉を話す時に生じる、上がり下がりの調子のこと」です。
「訛り」は「標準語・共通語とは異なる、ある地方特有のアクセントや音の出し方のこと」です。
「イントネーション」の例文
「イントネーション」の例文は以下の通りです。
・『外国人が日本語を話すと独特のイントネーションになる』
・『社長の話し方はイントネーションが少し変わっている』
「訛り」の例文
「訛り」の例文は以下の通りです。
・『彼女は地方の訛りが強いのであまり人と話したがらない』
・『地元に帰って訛りを聞くと安心する』
まとめ
今回は「イントネーション」と「訛り」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。