この記事では、“conventional”と“traditional”の違いを分かりやすく説明していきます。
「conventional」とは?
“conventional”の意味は以下の通りです。
1つ目は「慣習的な」「通常の」という意味で、今までの慣例に従う様子を言います。
2つ目は「因襲的な」「月並みの」という意味で、決まり切っていて新鮮味がない様子を言います。
3つ目は「非原発の」という意味で、原子力に頼らない爆弾などの兵器のことを言います。
4つ目は「集会の」「会議の」という意味で、人が集まって話し合うことを言います。
5つ目は「協定の」という意味で、文章化されていることを言います。
上記に共通するのは「過去の常識として使われている」という意味です。
「conventional」の使い方
“conventional”は「慣習的な」「因襲的な」「非原発の」「集会の」「協定の」という意味で使われます。
形容詞として使われ、名詞形は“convention”になり「集会」「議会」「慣例」「風習」「常套手段」「お約束」という意味があります。
基本的に、昔はそうであったと過去の常識になっていることに対して使われる言葉です。
「traditional」とは?
“traditional”の意味は以下の通りです。
1つ目は「伝統的な」という意味で、昔から伝わる由緒あるものごとのことを言います。
2つ目は「慣例の」「伝来の」という意味で、古くからそう伝わっていることを言います。
上記に共通するのは「長年受けつかがれている」という意味です。
「traditional」の使い方
“traditional”は「伝統的な」「慣例の」「伝来の」という意味で使われます。
形容詞として使われ、名詞形は“traditino”になり、「伝統」「伝承」「言い伝え」「慣例」「宗教の教え」などの意味で使われます。
基本的に、昔から受け継がれて大切にされているものごとに対して使われる言葉です。
「conventional」と「traditional」の違い
“conventional”は「過去の常識として残っているもの」という意味です。
“traditional”は「昔からずっと大切に受け継がれているもの」という意味です。
「conventional」の例文
・『It is just a conventional phrase. 』
(それは単なる決まり文句だ)
・『The conventional manners are follows. 』
(従来の作法は以下の通りです)
・『I don’t like conventional ways of life. 』
(私は型にはまった生き方は好きじゃない)
「traditional」の例文
・『She is exactly a traditional Japanese woman. 』
(彼女は正しく伝統的な日本女性だ)
・『There is a traditional custom in this area. 』
(この地域には伝統的な風習があります)
・『This is a traditional Japanese style. 』
(これが日本の伝統様式です)
まとめ
今回は“conventional”と“traditional”について紹介しました。
“conventional”は「過去の常識」、“traditional”は「大切に受け継がれているもの」と覚えておきましょう。