この記事では、“commemorative”と“memorial”の違いを分かりやすく説明していきます。
「commemorative」とは?
“commemorative”は、記念するという意味で形に残るものを意味する記念です。
例えば、結婚記念や競馬などの記念杯等歴史に残るものや形に残る記念を表す場合、“commemorative”という言葉を使用します。
「commemorative」の使い方
“commemorative”は、形や歴史上に残る記念を指す場合に使用します。
例えば、 “commemorative stamp”と記せば、記念切手となり、形が残る切手となり、“ commemorative meeting”と記せば、歴史に残る会議を行ったとなるのです。
「memorial」とは?
“memorial”は、追悼という意味がある記念行事や物品を指します。
良く、日本では、まだ現役で活動しているが、引退などで芸能活動をやめてしまう方々のアルバムをmemorialアルバムといいますが、あれは厳密には間違いで、個人でなない物に対し、記念物であるCDなどのアルバムをmemorialとするのは実は失礼に当たります。
「memorial」の使い方
“memorial”という言葉は、日本の場合、活動を停止する人物が記念に作品を残す場合に使用し、海外では活動家個人が死亡することで記念作品が生まれた場合、記念品を“memorial”という言葉を使用して表記します。
海外と、日本とでは、“memorial”という言葉の本来の意味が若干異なるため、注意が必要です。
「commemorative」と「memorial」の違い
“commemorative”と“memorial”の異なる点ですが、記念品となる対象者が故人であるか、そうではないかです。
故人となる場合、海外では、「memorial」と称してなくなった故人が残した作品群を記念作品としますが、“commemorative”は単なる記念で一つの作品などでしかないのです。
ですが、日本では、“memorial”は活動を停止した人物の残した記念品であるとしますが、こちらは本来間違った使い方になるため注意が必要です。
まとめ
“commemorative”と“memorial”の違いは、記念となるものが故人であるか、そうではないかです。
本来、“memorial”と称するものはなくなった故人が最後に残した記念物であります。
ですが、日本の場合、亡くなった故人以外に現役を引退した人物もある意味亡くなった方と同じであると称し、“memorial”という言葉を使用するので注意が必要です。
次に、“commemorative”は単なる記念と称するものであるため、こちらを使うのが本来は引退した人物の記念物を表すのには不破指しいのですが、日本の場合、何故か、活動し亡くなった人物はすでに死亡している人物と同じ扱いになるので不思議な光景の一つです。