この記事では、“burning”と“burned”の違いを分かりやすく説明していきます。
「burning」とは?
“burning”には、3つの意味があります。
1つめは、燃えている、焼けるようにあついです。
紙に火がつくと炎をあげ、やがて紙の形はなくなってしまいます。
このような状態が燃えるです。
燃えて「いる」なので、燃えてしまった後のことではなく、燃えている最中のことを指しています。
また、実際に燃えてはいないけれど、燃えそうにあついという意味にもなります。
焼けるようにあつい太陽の日差しが肌にあたるとひりひりとします。
こういったことから、ひりひりという意味も持っています。
2つめは、感情や熱が激しい、燃えるようなです。
嫉妬深い人は、恋人が異性と仲良くしていると感情が燃えるように高まることでしょう。
こういった状態を意味しています。
3つめは、火急の、重大なです。
物に火がついたら、素早く消さないと大きな火事になる恐れがあります。
そのため、素早く行動をする必要があります。
差し迫った状態といえるでしょう。
火急とは、火のついたときのような差し迫った状態という意味です。
これらは形容詞の意味で、“burning”には名詞の意味もあります。
名詞では、燃焼という意味になります。
「burning」の使い方
燃えることに関連する事柄について使用をします。
実際に燃えることや、燃えるようにあついこと、物質が燃えることではなく感情が燃えることなどをいいます。
「burned」とは?
“burned”は形容詞です。
意味は、ひどく怒った、頭にきたです。
怒るという行動には程度があります。
待ち合わせ時間に5分ほど遅れて怒るときには、それほど激しく怒らないことでしょう。
世界にひとつしかないようなものを他人に壊されてしまったとき、同じものを手にすることはできないので、怒りの程度が大きいことでしょう。
このように怒るといっても程度がさまざまです。
“burned”は、程度がはなはだしく怒ったことを意味しています。
日本語は体の部位を使った表現方法が多く、ひどく怒ることを頭にきたと表現することがあります。
“burned”は頭にきたという意味もあります。
「burned」の使い方
怒ったという意味で使用をします。
怒った程度は、はなはだしいです。
程度が弱いものについては使用しません。
「burning」と「burned」の違い
どちらの言葉にも激しい感情の意味が含まれています。
“burned”はひどく怒ることで、感情が高まっているといえるでしょう。
“burning”には感情が激しいという意味がありますが、怒ることだけを指しているのではありません。
この言葉自体には「怒り」という意味は含まれていません。
まとめ
どちらの言葉にも激しい感情の意味が含まれていますが、“burning”は感情の高ぶりを指しており、“burned”は怒りのことを指しています。
この点が違います。