「real」と「reality」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「real」と「reality」の違い英語

この記事では、“real”“reality”の違いを分かりやすく説明していきます。

「real」とは?

“real”には形容詞・副詞・名詞の意味があります。

形容詞の主な意味は3つです。

1つめは、本当の、本物のです。

真正であることや、その物と外見が一致していることをいいます。

ダイヤモンドには、採掘したものと人工的に作ったものとがあります。

採掘したものは本物と呼ばれており、人工的に作ったものは、本物に似せているものなので、本物とは呼ばれていません。

偽物でないという意味で修飾する言葉になります。

2つめは、現実のです。

現実と呼ばれるこの世界で、本当にあることを意味しています。

ゲームや小説など作られた世界に対する語です。

3つめは、描写などが真に迫ったです。

表現されるものが現実にあるもののように、そっくりに見えるという意味になります。

副詞の意味は、本当に、まったくです。

名詞の意味は、数学の実数、真実、現実です。


「real」の使い方

形容詞・福祉・名詞の意味がありますが、形容詞として使われることが多いです。

他の語を修飾する形で用います。

たとえば、“real diamond”とすると本物のダイヤモンドという意味になります。

後にくる語を修飾しています。


「reality」とは?

“reality”の主な意味は3つあります。

1つめは現実、真実です。

今目の前にある世界のことを指しています。

人間は夜になると眠り、あたかも目の前に景色が広がっているかのような光景、すなわち夢を見ます。

これは本当にある事のように感じられますが、現実ではありません。

眠っているときに頭の中で作り出されるもののことではなく、起きているときに目の前にある世界のことを指す言葉です。

ゲームや小説の世界のことでもありません。

2つめは厳しい現実です。

学生のころは、社会に出たら素晴らしいことがあるだろうと思っていても、実際に社会に出てみると厳しいものが待ち構えています。

このことを厳しい現実と表現します。

3つめは迫真性です。

表現されたものが現実の世界とそっくりに見えることを意味しています。

「reality」の使い方

名詞として使用される語です。

「夢は実現した」などの表現では、数えられる名詞として扱いますが、それ以外は数えられない名詞として扱います。

「real」と「reality」の違い

品詞に違いがあります。

“real”は形容詞・副詞・名詞の意味がありますが、形容詞として使われることが多い言葉です。

“reality”は名詞です。

形容詞や副詞は他の語を修飾します。

“real”は名詞では現実という意味になり、もう一つの語と同じものを意味しています。

まとめ

名詞の意味では同じことを指しています。

“real”には形容詞と副詞の意味もありますが、もう一つの語には名詞の意味しかありません。

2つの言葉は品詞に違いがあります。

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