この記事では、“oppose”と“object”の違いを分かりやすく説明していきます。
「oppose」とは?
“oppose”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~に反対する」「敵対する」という意味で、相手と真逆の考えを持つことを言います。
2つ目は「対抗する」「邪魔する」という意味で、実際に反対して行動を起こすことを言います。
3つ目は「対照させる」という意味で、向かい合わせることを言います。
4つ目は「対立させる」という意味で、相手と敵対させることを言います。
上記に共通するのは「相手に対抗する為に何らかの行動を起こす」という意味です。
「oppose」の使い方
“oppose”は「~に反対する」「対抗する」「対照させる」「対立させる」という意味で使われます。
形容詞・名詞・副詞として使われますが、名詞形は“opposition”になり、「反対」「対抗」「対立」「敵対」「妨害」「対照」などの意味で使われます。
基本的に、ただ反対するだけではなく、何らかの対立行動をとる時に使われる言葉です。
「object」とは?
“object”の意味は以下の通りです。
1つ目は「~に反対する」という意味で、相手に対して異議を唱えることを言います。
2つ目は「~を嫌う」「好まない」という意味で、ある対象を受け入れないことを言います。
3つ目は「~を反対の理由として挙げる」という意味で、反抗する根拠を述べることを言います。
上記に共通するのは「相手に賛同しない意思表示する」という意味です。
「object」の使い方
“object”は「~に反対する」「~を嫌う」「~を反対の理由として挙げる」という意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われたり、名詞として「物体」「もの」「目的物」「対象物」「目的語」などの意味で使われます。
基本的に、相手に賛同せずに異議を申し立てる時に使われる言葉です。
「oppose」と「object」の違い
“oppose”は「相手に反対するだけではなく行動を伴うこと」という意味です。
“object”は「相手に反対して異議を唱えること」という意味です。
「oppose」の例文
・『I oppose his suggestion. 』
(私は彼の提案には反対の立場です)
・『You should oppose him strongly. 』
(君は彼に強く抗議するべきだ)
・『I oppose those new rules. 』
(私はそれらの新しい決まりに反対します)
「object」の例文
・『I object to that plan. 』
(私はその計画に異議があります)
・『I object to training in overtime. 』
(時間外の研修はお断りします)
・『They objected her opinion. 』
(彼らは彼女の意見に異議を唱えた)
まとめ
今回は“oppose”と“object”について紹介しました。
“oppose”は「行動も含めて反対する」、“object”は「異議を唱える」と覚えておきましょう。