「遅くなってすみません」と「遅れてすみません」の違いとは?分かりやすく解釈

「遅くなってすみません」と「遅れてすみません」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「遅くなってすみません」「遅れてすみません」の違いを分かりやすく説明していきます。

「遅くなってすみません」とは?

「遅くなってすみません」とは時間や時期が遅れたことを詫びる言葉です。

連絡などのやり取りがスムーズにいかなかった場合などに使われますが、予定自体を後回しにしてしまったことについても使われます。

遅刻してしまった時に使われることもありますが、基本的には期限や予定が決まっていたかどうかは問わず、自分のせいで流れや予定が遅くなったことを詫びる意味合いで使われることが多い表現です。


「遅れてすみません」とは?

「遅れてすみません」とは期限や予定の時間に対して遅くなったことを詫びる言葉です。

期限を問わず相手が自分の予定に合わせてくれるような用事を後回しにするような場合には使われず、開始時間が決まっている用事への遅刻やなんらかの期限を過ぎてしまった場合に使われます。

相手がすでに時間を作り待っていてくれたのに自分の都合で時間を無駄にさせて待たせてしまったことを詫びる言葉と言えるでしょう。


「遅くなってすみません」と「遅れてすみません」の違い

「遅くなってすみません」「遅れてすみません」の違いを、分かりやすく解説します。

時間や時期が遅れたことを詫びる言葉が「遅くなってすみません」で、開始時刻や締切期限などの決められた時間に間に合わなかったことを詫びる言葉が「遅れてすみません」です。

「遅くなってすみません」は遅れた事柄に日時などが予め定められていたかを問わず使われますが、「遅れてすみません」は基本的に予定や期限が定められていた場合にだけ使われます。

まとめ

「遅くなってすみません」は時間や予定が決まっていたかを問わず広く使える言葉なのに対し、「遅れてすみません」は決まっていた時刻や期限などに遅れていた場合のみに使える言葉というのが両者の違いと言えるでしょう。

予定や期限に遅れた場合に「遅くなってすみません」と言うと多少砕けすぎている感じを与えかねないので、予定や期限が決まっていたかどうかで適切に使い分けたほうが無難です。