「考えすぎる人」と「思慮深い人」の違いとは?分かりやすく解釈

「考えすぎる人」と「思慮深い人」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「考えすぎる人」「思慮深い人」の違いを分かりやすく説明していきます。

「考えすぎる人」とは?

「考えすぎる人」の意味は以下の通りです。

1つ目は「本来の意味に含まれていない余計なことまで考えてしまい、やらなくてもいい言動をする性格の人」という意味です。

2つ目は、「本来の意味に含まれていない余計なことまで考えてしまい、結局気後れして行動できない性格の人」という意味です。


「考えすぎる人」の言葉の使い方

「考えすぎる人」は、日常的に使われる言葉です。

「考え」は動詞「考える」の連用形で「思いを巡らし予測・判断すること」という意味、「すぎる」「過ぎる」と書き、接尾辞として「行為・状態などが度をこえている」という意味、「人」「人物」という意味、「考えすぎる人」で、「思いを巡らし予測・判断することが度を超えている人物」になります。

基本的に、良くない意味で使われる言葉です。


「思慮深い人」とは?

「思慮深い人」「しりょぶかいひと」と読みます。

意味は「ものごとについて、充分に頭の中で思い巡らす性格の人」です。

「思慮深い人」の言葉の使い方

「思慮深い人」は、日常的に使われる言葉です。

「思慮」「充分に思い巡らすこと」という意味、「深い」接尾辞として「程度のはなはだしい様子」という意味、「人」「人物」という意味、「思慮深い人」「充分過ぎるほど思い巡らす人物」になります。

基本的に、良い意味で使われる言葉です。

「考えすぎる人」と「思慮深い人」の違い

「考えすぎる人」「思いを巡らし予測・判断することが度を超えている人物のこと、良くない意味で使われる言葉」です。

「思慮深い人」「充分過ぎるほど思い巡らす人物のこと、良い意味で使われる言葉」です。

「考えすぎる人」の例文

「考えすぎる人」の例文は以下の通りです。

・『彼女は考えすぎる人なので細かいことまで言わない方がいい』
・『彼は石橋をたたいても渡らないレベルの考えすぎる人だ』

「思慮深い人」の例文

「思慮深い人」の例文は以下の通りです。

・『彼は思慮深い人なので下手なことは言わないだろう』
・『上司は思慮深い人なので安心して判断をゆだねる』

まとめ

今回は「考えすぎる人」「思慮深い人」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。