この記事では、「保育」と「養育」の違いを分かりやすく説明していきます。
「保育」とは?
「保育」は、「ほいく」と読みます。
漢字を見れば分かるように、たもつといった意味を有する「保」の漢字に、そだてるという意味の「育」の漢字を合体させた言葉です。
以上の事から「保育」とは、乳幼児を保護して育てるという意味を示す言葉です。
「養育」とは?
「養育」の言葉は、「よういく」と読む事が出来ます。
漢字を見れば分かるように、やしなうや世話をする、飼う等の意味を持っている「養」の漢字に、やしなうとかはぐくむという意味がある「育」の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ「養育」は、養って育てるという意味を表します。
「保育」と「養育」の違い
「保育」と「養育」の違いを、分かりやすく解説します。
肝心の育てる対象に相違点があり、「保育」は乳幼児を保護し育てるという意味の言葉です。
一方、「養育」の養って育てる対象はもっと広く子供です。
「保育」の例文
・『私は将来、保育士の資格を取るつもりです』
「養育」の例文
・『毎月、養育費を支払っています』
まとめ
2つの言葉には、「育」という共通する漢字が存在する上に、どちらも育てるという意味を所有している言葉です。
この様に指し示す意味合いに似ている部分があるものの、育てる対象に違いがあります。
ちなみに「保育」は、乳幼児を保護し育てる事を意味する言葉です。
対する「養育」は、子供を養い育てる事を表します。