この記事では、「几帳面」【きちょうめん】と「真面目」【まじめ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「几帳面」とは?
きちんと片付けしたり、掃除して身の回りを綺麗にすることを「几帳面」【きちょうめん】といいます。
このような人はいつでもすぐに必要なものが取り出せるよう物を分かりやすく分別して片付けたり、身の回りを常に整頓できるのです。
また、定められた規則を破ることなく、正しく順序を守って取り組めるといった律儀なところも見られます。
「真面目」とは?
中途半端に取り組むのではなく、真剣な気持ちで物事に取り組む人を「真面目」【まじめ】といいます。
このような人は何事にも一生懸命頑張ろうとする気力を持って取り掛かり、最後まで責任を持ってやり遂げられる精神力があるのです。
そのため、質のいい仕事に仕上げられますので、職場でも頼れる社員として上司から一目置かれる存在となります。
「几帳面」と「真面目」の違い
「几帳面」と「真面目」の違いを、分かりやすく解説します。
細かい部分までしっかり目を通し、抜けているところはないか、正確であるか何度も確かめるのが苦痛ではないことを「几帳面」といいます。
このような人は鞄の中をいつも取り出しやすく仕分けして入れたり、規則を律儀に守ります。
もう一方の「真面目」は、恋愛も仕事であっても疎かにせず、真剣に取り組んでしっかり最後までやり遂げるため人から信用されるのです。
「几帳面」の例文
・『彼氏はとても几帳面な人で、予定を整理して把握する』
・『新入社員は常に服のシワを伸ばして着る几帳面さがある』
「真面目」の例文
・『真面目な彼女だが、馬鹿正直でうまく嘘をつけない』
・『弟は真面目すぎて面白くないと、女性から本気にされない』
まとめ
似ているような言葉ですが、使い方に少し違いがありますので、自分なりにどのようなタイプの人に当てはまるか見て、うまく言葉を使い分けてみるといいでしょう。