「相当」と「同等」の違いとは?分かりやすく解釈

「相当」と「同等」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「相当」「同等」の違いを分かりやすく説明していきます。

「相当」とは?

「相当」「そうとう」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「あるものと、価値や効果などがほぼ等しいこと」という意味です。

2つ目は「あるものごとにふさわしい度合いであること」という意味です。

3つ目は「かなりの程度であること」という意味です。


「相当」の言葉の使い方

「相当」は名詞・形容動詞として「相当だ・である」「5千円相当」などと使われます。

「相」「外にあらわれた物の姿・様子」という意味、「当」「あ(たる)」とも読み「あてはまる」という意味、「相当」「外にあらわれている物の姿や様子が、他のものにあてはまること」になります。


「同等」とは?

「同等」「どうとう」と読みます。

意味は「程度・等級などが同じであること」です。

「同等」の言葉の使い方

「同等」は名詞・形容動詞として「同等だ・である」「同等の実力」などと使われます。

「同」「おな(じ)」とも読み、「違いがないこと」という意味、「等」「ひと(しい)」とも読み「でこぼこがなくそろっている」という意味、「同等」「他のものと違いがなくそろっていること」になります。

「相当」と「同等」の違い

「相当」「外にあらわれている物の姿や様子が、他のものにあてはまること」です。

「同等」「他のものと違いがなくそろっていること」です。

「相当」の例文

「相当」の例文は以下の通りです。

・『1万円相当の賞品が当たる』
・『収入に相当する生活を送るべきだ』
・『彼は相当努力したらしい』

「同等」の例文

「同等」の例文は以下の通りです。

・『ネイティブと同等の英会話力がある』
・『ペットを家族と同等に扱う』
・『値段は違うが品質はほぼ同等だ』

まとめ

今回は「相当」「同等」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。