「束縛」と「やきもち」の違いとは?分かりやすく解釈

「束縛」と「やきもち」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「束縛」「やきもち」の違いを分かりやすく説明していきます。

「束縛」とは?

「束縛」「そくばく」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「まとめて紐などで締め固定すること」という元の意味です。

2つ目は転じて「人の行動を制限して自由を奪うこと」という意味です。


「束縛」の言葉の使い方

「束縛」は名詞として「束縛する・した」「束縛される」などと使われます。

「束」「たば(ねる)」とも読み「引き締めて一つにまとめる」という意味、「縛」「しば(る)」とも読み「縄などで締める」という意味、「束縛」「引き締めて縄などで一つにまとめる」から転じて、「人の行動を制限して自由を奪うこと」として使われる様になりました。


「やきもち」とは?

「やきもち」の意味は以下の通りです。

1つ目は「火であぶって焼いた餅」という意味です。

2つ目は「恋愛などで人に嫉妬すること」という意味です。

「やきもち」の言葉の使い方

「やきもち」「やきもちを焼く・焼いた」と使われることが多くなります。

漢字で「焼き餅」と書き、本来は「焼いた餅」のことです。

人をねたましく思う気持ちを「妬く(やく)」と言うことから、洒落として「餅」という言葉を付けた、「妬く気持ち」が変化して「やきもち」になったと言われています。

「束縛」と「やきもち」の違い

「束縛」「まとめてしばり上げること」転じて「人の行動を制限して自由を奪うこと」という意味です。

「やきもち」「焼いた餅」転じて「恋愛などで人に嫉妬すること」という意味です。

「束縛」の例文

「束縛」の例文は以下の通りです。

・『束縛の激しい彼女と別れる』
・『親が子供を束縛する』

「やきもち」の例文

「やきもち」の例文は以下の通りです。

・『会社の同僚の女性に彼女がやきもちを焼く』
・『彼のやきもちからスマホを壊される』

まとめ

今回は「束縛」「やきもち」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。