複数のものを表す時の言い方として「プラス」と「アンド」があります。
2つの言葉にはどのような意味の違いがあるのでしょうか。
この記事では、「プラス」と「アンド」の違いを分かりやすく説明していきます。
「プラス」とは?
「プラス」とは、「加算」を意味する言葉です。
メインとなるものに他のものを加える時に使います。
数字の足し算を表す意味がメインで、その他にもあるものに別のものを追加したり足りないものを補ったり特定の様子を強調したりする時に使われる表現です。
「アンド」とは?
「アンド」とは、「並列」を表す時に用いる言葉です。
2つ以上のものが存在する時に優劣や上下など差をつけず対等に扱う場合に用いられます。
「アンド」で結ばれるもの同士はお互いに対等な関係性なので順番を入れ替えても問題ありません。
「プラス」と「アンド」の違い
「プラス」と「アンド」の違いを、分かりやすく解説します。
「プラス」と「アンド」の違いは「関係性」です。
どちらのも複数のものを示す時に使う表現ですが「プラス」はメインとなるものが存在しそこに何かを加えるので、それぞれの間に優劣や上下が存在します。
「アンド」は対等な関係性のもの同士を並列に表しているので優劣や上下はありません。
「プラス」は両者が対等な場合もありますが基本的には主役と脇役の関係に近く「アンド」はダブル主演のように完全に平等な関係性です。
「プラス」は加える側と加えられる側を入れ替えると意味が変わってしまうのに対し「アンド」は順序を入れ替えても意味は変化しない、という違いもあります。
「プラス」の例文
・『ランチコースにデザートをプラスする』
・『生まれ持っての才能プラス努力により金メダルを勝ち取った』
「アンド」の例文
・『バニラアンドチョコレートのソフトクリームを注文する』
・『チーズアンドベーコンが絶妙にマッチしている』
まとめ
「プラス」と「アンド」は日常的によく使われる表現です。
どのような意味の違いがあるのか正しく理解しておきましょう。