「女性恐怖症」と「女性不信」は具体的に何が違うのでしょうか。
今回は、「女性恐怖症」と「女性不信」の違いを解説します。
「女性恐怖症」とは?
「女性恐怖症」とは、「女性を極度に恐れる心理症状」を意味する言葉です。
「女性恐怖症」の使い方
特定の存在や物事に対して普通の人なら感じない恐怖心を感じてしまう病的な心理症状のことを「恐怖症」といいます。
高いところを極度に恐がる「高所恐怖症」や人との関わりを恐れる「対人恐怖症」など恐怖症にはさまざまな種類があります。
恐怖症の中でも女性を恐怖の対象にしているのが「女性恐怖症」です。
女性との交流や会話、あるいは女性と一緒の空間にいるなど女性との関わり全般に対して極度の恐怖を抱く心理的症状を指す言葉です。
一般的には男性に多く見られますが女性であっても同性を極端に恐れる場合は「女性恐怖症」に含まれます。
「女性不信」とは?
「女性不信」とは、「女性を信用できないこと」を意味する言葉です。
「女性不信」の使い方
女性に対する信頼が欠如している心理状態を指します。
過去に女性に裏切られた経験や信頼を損なわれた経験などが原因になることが多く、話したりなど女性と接することはできますが交際など信頼を要する関わりは不可能です。
「女性恐怖症」と「女性不信」の違い
女性という存在そのものに恐怖を抱いてしまい関わりを持てないのが「女性恐怖症」で、女性と関わることはできるものの信用も信頼もできないのが「女性不信」という違いで区別されます。
「女性恐怖症」は説明のしようがない生理的な恐怖を表すのに対し「女性不信」は信じようとしない個人的な信念や考えからくる心理状態を指すという違いがあります。
まとめ
「女性恐怖症」と「女性不信」はどちらも女性との積極的な関わりを拒む様子を表しますが忌避感の程度に違いがあります。
女性そのものを恐れるのか、それとも信じられないのかを基準に区別してください。