この記事では、PC用語の「ゲーミング」と「モニターテレビ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゲーミング」とは?
「ゲーミング」とはゲーミングモニターの略であり名前通りゲームをする上で役立つ仕様のモニターです。
ゲームをする上で重要となる滑らかな描写を実現するために、1秒間に表示されている画面を更新する頻度であるリフレッシュレートが高く、それでいて目が疲れないような工夫もされています。
またパソコンから画面の動きが伝達された後にそれを反映するまでの速さも圧倒的に早いので、「ゲーミング」仕様のモニターとそうでないモニターで一瞬の判断が必須なゲームをすると、「ゲーミング」仕様の方が圧倒的に有利になることがほとんどです。
ゲームを楽しむための専用パソコンなども増えていますが、そう言ったパソコンの性能が良くてもそれを反映するディスプレイ次第でパソコンの処理能力を始めとした性能を無駄にしかねないので、ゲームの性能をとことん追求するなら「ゲーミング」が必須になってきます。
「モニターテレビ」とは?
「モニターテレビ」はその名前通りパソコンのモニターとしても使えるテレビです。
普通のモニターでも端子を繋げればテレビを見ることはできますが、「モニターテレビ」はTVチューナーが搭載されているので単体でもテレビとして機能しますし、通常のモニターには付属していないテレビ用のリモコンも付いています。
「モニターテレビ」最大の特徴は画質の良さと言っていいでしょう。
家庭用テレビは4Kを始め画面の綺麗さにこだわったものが多いですが、パソコン用のモニターは画質を軽視してはいないものの、そこまで高画質のものはほとんどありません。
モニターでもありテレビでもある「モニターテレビ」は画質にこだわっているため、パソコンモニターとしては非常に高い画質を持っています。
「ゲーミング」と「モニターテレビ」の違い
「ゲーミング」と「モニターテレビ」の違いを、分かりやすく解説します。
パソコン用のゲームをするために求められる機能に特化したモニターが「ゲーミング」で、パソコンモニターとテレビ両方の特性を兼ね備えたディスプレイが「モニターテレビ」です。
「ゲーミング」は1秒間の描写回数とパソコンから伝わった描写信号の反映に優れ、「モニターテレビ」は画質の良さが強みになります。
また「ゲーミング」は描写回数と反応速度は基本性能であり、製品によってはそれ以外にもゲームをする上で様々な役立つ機能を取捨選択して搭載していることもあります。
それに対して「モニターテレビ」は録画しパソコンに保存する機能を搭載していることがある程度で、モニターとテレビ以外の機能を搭載していることはほとんどありません。
まとめ
「ゲーミング」と「モニターテレビ」では何を目的としている人が購入するべきかも変わってきます。
ゲームプレイの実用性を追求するなら「ゲーミング」は必須になりますが、テレビというパソコン以外のコンテンツも楽しみたいなら「モニターテレビ」に軍配が上がるでしょう。