他の人と接することがあまり、得意でない人のことを「人見知り」と呼ぶことがあります。
それでは、この「人見知り」とはどういう意味でしょうか。
また、「シャイ」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「人見知り」と「シャイ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「人見知り」とは?
「人見知り」とは、他人と関わることがあまりうまくできないタイプの性格のこと、あるいはそういう人物のことを指す言葉です。
「見知る」とは、もともと「対象のことを理解するようになる」という意味の言葉菜緒で、本来なら「人見知り」も、「ひとのことを理解する」という意味のなるはずですが、現代の用法としては、それがうまくできないことをあらわすものになっています。
「シャイ」とは?
「シャイ」とは、英語の「shy」をカタカナ表記したもので、「恥ずかしがり」という意味の言葉です。
また、「ひとと関係することがうまくできない」という意味もあります。
「人見知り」と「シャイ」の違い
「人見知り」と「シャイ」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、使われるシチュエーションも、意味もほぼ同じものと言えますが、若干のニュアンスの違いはあります。
まず、「人見知り」よりも「シャイ」のほうが「恥ずかしがり」の傾向が強いと言えます。
そして、最も大きな違いは、とりもなおさず日本語表現なのか、もともと英語である外来語なのかの違いから来るものです。
まず、与える印象として、「人見知り」のほうが堅苦しく、「シャイ「のほうがカジュアルに聞こえます。
また、「シャイ」ということばのリズムと音の上下の感じから、若干滑稽で、かわいい印象になります。
まとめ
この記事では、「人見知り」と「シャイ」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、意味としても使用法としても大きな違いはないのですが、年配の方などには外来語である「シャイ」を嫌う様な人もいるので使用するときは気を付ける必要があります。