「アンバサダー」と「スポンサー」はそれぞれどのような存在を指す言葉なのでしょうか。
今回は、「アンバサダー」と「スポンサー」の違いを解説します。
「アンバサダー」とは?
「アンバサダー」とは、「組織や人に成り代わって活動する人」を指す言葉です。
「アンバサダー」の使い方
国に成り代わって外国に赴き活動する大使や企業に代わって商品の良さをアピールする代理人など組織や人の代行として活動する人を指す言葉です。
一般的には企業や団体に成り代わって知名度向上やイメージアップを任される広告塔のような存在を指す言葉として使われています。
ブランドイメージを象徴する存在として選ばれた芸能人や故郷の魅力を発信する地元の出身者などか「アンバサダー」に当たります。
「スポンサー」とは?
「スポンサー」とは、「活動の支援者」を意味する言葉です。
「スポンサー」の使い方
活動に必要な資金や物資を提供してくれる人を指します。
一般的にはマスメディアにお金を払って広告を出稿しメディア企業の活動を支える広告主を指す意味で使われるほか、スポーツ選手やイベントなど特定の活動を主に資金面でバックアップする存在を表す言葉として使われています。
「アンバサダー」と「スポンサー」の違い
個人や団体に成り代わって活動するのが「アンバサダー」で、活動後援するのが「スポンサー」です。
個人や団体から選ばれて活動するのが「アンバサダー」で、活動内容もPRキャンペーンやイベントなど依頼主から指定されます。
活動ありきで資金や物資などを支援してくれる人を探して選ばれるのが「スポンサー」で、見返りとして広告を掲示するなど活動内容に対する干渉は限定的です。
役に立つために活動する存在が「アンバサダー」で、活動を通じて知名度向上などの役に立ちそうな人を支援するのが「スポンサー」という関係性です。
まとめ
「アンバサダー」と「スポンサー」はお金をもらって活動する側と活動にお金を出す側という正反対の関係性です。
それぞれの関係性を正しく理解して区別してください。