「ありがたい」と「嬉しい」の違いとは?分かりやすく解釈

「ありがたい」と「嬉しい」の違いとは?違い

たとえば、何かやってもらったことに関して、感謝の気持ちを持っている時に使用される表現として、「ありがたいことです」というものがあります。

それでは、この「ありがたい」とはどういう意味でしょうか。

また、「嬉しい」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「ありがたい」「嬉しい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ありがたい」とは?

「ありがたい」とは、一般的に相手に対する感謝の気持ちを表現する言葉です。

もともとは「有り難し」という言葉であり、そのこと自体が「あまりない」という意味でことであることから、相手の行為などが普通はありえないほど評価すべきことであるという意識が含まれることになります。


「嬉しい」とは?

「嬉しい」とは、いうまでもなく、何かに接することで気分が良くなったということを表現する言葉です。

原因としては、人の行為であっても、出来事であっても、なんでも構いませんが、それが自分にとって良いことであったという部分が重要になります。


「ありがたい」と「嬉しい」の違い

「ありがたい」「嬉しい」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、何かに対して感謝している時に使用する言葉であることは同じですが、その意識が現れている側が違います。

つまり、「ありがたい」のほうは、そのフォーカスは何かをしてくれた相手のほうにあり、その人がどんなに良いことをしてくれたという行為に対する評価という部分に意識があります。

それに対して、「嬉しい」に関しては、やってもらった側の人の気持ちにフォーカスしています。

したがって、この2つを選択する時に無意識にそのあたりの好みが現れているものと考えられます。

まとめ

この記事では、「ありがたい」「嬉しい」の違いを、解説してきました。

この2つに関しては、意味としてはほぼ同じで、使用されるシチュエーションも同じなので、あまり悩む必要はないと思われます。

ただ、相手と自分との距離が近い場合には「嬉しい」のほうを使用した方が気持ちは伝わるのではないでしょうか。

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