「気を引き締める」と「身を引き締める」の違いとは?分かりやすく解釈

「気を引き締める」と「身を引き締める」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「気を引き締める」「身を引き締める」の違いを分かりやすく説明していきます。

「気を引き締める(きをひきしめる)」とは?

「気を引き締める」とは、「気合を入れる」「緊張感を持って望む」「真剣になる」などを意味する慣用句です。

「気」には多くの意味が含まれていますが、ここでは「心のはたらき」「意識」などの意味で用いられています。

そして、「引き締める」「強く締める」「引っ張って締める」「無駄な支出を抑える」などの意味が含まれていますが、ここでは「心や気持ちを緊張させる」という意味で用いられています。


「気を引き締める」の使い方

「気を引き締める」は慣用句として使われています。


「身を引き締める(みをひきしめる)」とは?

「身を引き締める」とは、「真剣になる」「緊張感を持って臨む」という意味を表す慣用句です。

「身を引き締める」の使い方

「身を引き締める」は慣用句として使われています。

「気を引き締める」と「身を引き締める」の違い

「気を引き締める」「身を引き締める」はどちらも「真剣になる」「緊張感を持って臨む」などの意味を表す慣用句です。

したがって、二語は類義語の関係に当たると解釈できます。

「気を引き締める」の例文

・『テストに際して、全力を出せるように気を引き締める』
・『気を引き締めて、新しい業務に取り掛かった』
・『自動車を運転するときには、事故を起こさないように気を引き締めないといけない』
・『彼は気を引き締めた面持ちで登壇した』

「身を引き締める」の例文

・『同じミスを繰り返さないように身を引き締める』
・『新年ということで、改めて身を引き締めた』
・『責任ある立場として、より一層身を引き締める所存です』
・『従業員の身を引き締めるために激励の言葉を贈った』

まとめ

「気を引き締める」「身を引き締める」は類義語の関係に当たるということでした。