この記事では、「可能でしょうか」と「いかがでしょうか」の違いを分かりやすく説明していきます。
「可能でしょうか」とは?
できますか、という意味です。
「可能」には、あることをできると予想されるという意味があります。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、問いかけの意を表します。
この言葉は、できるか、できないかを問いかけています。
たとえば、ある事柄を依頼するとします。
聞き手に対して、この依頼を引き受けることができるか、引き受けることはできないのかを問いかけます。
その際にこのような言葉を使用します。
今度は、ある時間にある場所に来て欲しいことで説明をします。
話し手は聞き手に、午後3時にAという場所に来て欲しいと思っています。
相手にも都合があるので、その時間にその場所に来ることが可能かもしれないし、可能ではないかもしれません。
それは、尋ねてみないと話し手にはわかりません。
このような場面で、そうすることができますかという意味で使用をします。
「いかがでしょうか」とは?
どうですか、という意味です。
「いかが」は、状況や考えなどを尋ねるさまを表します。
手紙で相手の状態を尋ねたいとします。
そのときに「お体の調子はいかがでしょうか」のような使い方をします。
相手に何かを勧める際にも使用をします。
「こちらの品物はいかがでしょうか」という使い方です。
この場合は、その品物への考えを尋ねている意味になります。
雑誌やウェブの記事などで、紹介している事柄を読者に勧めるときにも、このような言葉が使用されます。
「可能でしょうか」と「いかがでしょうか」の違い
「可能でしょうか」と「いかがでしょうか」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は、できるか、できないかを問いかけています。
後者は、状況や考えなどを問いかけています。
できる・できないという意味ではありません。
まとめ
問いかけている点では同じですが、何を問いかけているのかが異なります。