この記事では、「以下の通り」と「下記の通り」の違いを分かりやすく説明していきます。
「以下の通り(いかのとおり)」とは?
「以下の通り」とは、「これより下に記した内容に従う」という意味を表す言葉です。
「以下」は「程度や数量などが、基準より下の範囲であること」や「それより後に述べること」などの意味を含める言葉です。
そして、「通り」は「道路」や「往来」をはじめ、多くの意味を含める言葉ですが、ここでは「同じ状態やそのままであること」として用いられています。
したがって、「以下の通り」は「これより後に述べることそのまま」という意味を表しています。
「以下の通り」の使い方
「以下の通り」は主に文中で使われています。
「下記の通り(かきのとおり)」とは?
「下記の通り」とは、「これより下に記した内容に従う」という意味を表す言葉です。
「下記」は「文章や記事の後に書き記すことやその文章」という意味を表す言葉になります。
したがって、「下記の通り」は「これより下に書き記したことそのまま」という意味を表しています。
「下記の通り」の使い方
「下記の通り」は主に文中で使われています。
「以下の通り」と「下記の通り」の違い
「以下の通り」と「下記の通り」はどちらも同じく、「これより下に記した内容に従う」という意味を表す同義語です。
「以下の通り」の例文
・『今回の改定内容は以下の通りになります』
・『詳細は以下の通りになりますので、ご確認をお願いいたします』
・『イベントの開催日時、場所は以下の通りになりますので、ご一読ください』
「下記の通り」の例文
・『下記の通りの日程でオフ会を開催しますので、奮ってご参加ください』
・『今回の取引内容について下記の通りご報告させていただきます』
・『本事件にかんする経緯は下記の通りになります』
まとめ
「以下の通り」と「下記の通り」は同義語ということでした。
