この記事では、「夫婦喧嘩」と「DV」の違いを分かりやすく説明していきます。
「夫婦喧嘩」とは?
「夫婦喧嘩」は「ふうふげんか」と読みます。
意味は「婚姻関係にある男女の間でおきるもめごと」です。
「夫婦喧嘩」の言葉の使い方
「夫婦喧嘩」は「夫婦+喧嘩」で成り立っています。
「夫婦」は「婚姻関係にある男女の一組」という意味、「喧嘩」は「言い合ったり殴り合ったりしてあらそうこと」という意味、「夫婦喧嘩」で「婚姻関係にある男女の一組が、言い合ったり殴り合ったりしてあらそうこと」になります。
基本的に、後に仲直りできることに使われますが、中には暴力により警察に通報されるほどになることもあります。
「DV」とは?
「DV」は「ディーブイ」と読みます。
意味は「家庭内で、配偶者や家族に肉体的、または精神的に苦痛を与える行為のこと」です。
「DV」の言葉の使い方
「DV」は「ドメスティック・バイオレンス(domestic violence)」の略語で、「家庭内暴力」と訳されます。
「domestic」は「国内の」「家庭の」「家族の」という意味、「violence」は「暴力」という意味です。
「DV」には身体的な暴力の他に、言動により精神的苦痛を与える行為が含まれ、こちらは「モラハラ(モラル・ハラスメント)」と呼ばれています。
「夫婦喧嘩」と「DV」の違い
「夫婦喧嘩」は「婚姻関係にある男女の間でおきるもめごと」です。
「DV」は「家庭内で、配偶者や家族に肉体的、または精神的に苦痛を与える行為のこと」です。
「夫婦喧嘩」の例文
「夫婦喧嘩」の例文は以下の通りです。
・『夫婦喧嘩は犬も食わない』
・『夫とはたまに大きな夫婦喧嘩をする』
「DV」の例文
「DV」の例文は以下の通りです。
・『DVから逃れて実家に帰る』
・『彼女はDVで離婚した』
まとめ
今回は「夫婦喧嘩」と「DV」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。