「上記の通り」と「上記のとおり」の違いとは?分かりやすく解釈

「上記の通り」と「上記のとおり」の違いとは?違い

この記事では、「上記の通り」「上記のとおり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「上記の通り」とは?

「上記の通り」「じょうきのとおり」と読みます。

意味は、「文章で、既に記述した内容と同じであること」です。


「上記の通り」の言葉の使い方

「上記の通り」はビジネス文書で使われることの多い言葉です。

「上記」「ある文章の上、または前に書いてあること」という意味、「の」は接続詞、「通り」「人や車の行ったり来たりすること」「同じ状態・方法であること」「種類を表すこと」という意味、「上記の通り」「上に書いてあることと同じ状態であること」になります。


「上記のとおり」とは?

「上記のとおり」の意味は、「上記の通り」と同じです。

「上記のとおり」の言葉の使い方

「上記のとおり」は、公文書で使われる言葉です。

「とおり」は上記で紹介した「通り」と同じ意味です。

ただし、文化庁により、公用文において「同じ様子や状態」を表す時には平仮名表記が使われることとされています。

従って正式な文書では「上記のとおり」が使われます。

なお、ビジネスや日常などでは「上記の通り」「上記のとおり」どちらを使っても問題ありません。

「上記の通り」と「上記のとおり」の違い

「上記の通り」「文章で、既に記述した内容と同じであること」です。

「上記のとおり」「上記の通り」と同じ、公用文に使われる表現です。

「上記の通り」の例文

「上記の通り」の例文は以下の通りです。

・『上記の通りイベントを開催いたします』
・『協議の結果、上記の通り決定しました』
・『上記の通り報告いたします』

「上記のとおり」の例文

「上記のとおり」の例文は以下の通りです。

・『なお、条件は上記ととおりとする』
・『上記のとおり承認する』
・『上記のとおり申し込みます』

まとめ

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

違い
違い比較辞典