この記事では、「バイタリティ」と「エネルギー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バイタリティ」とは?
イキイキとした生きる力、生命力という意味です。
「バイタリティー」と「ティー」と伸ばすこともあります。
ある70代の人は、シフトの入っている日は毎日仕事に出かけています。
体調が悪くて休む、ということはありません。
いつも元気に仕事をしており、職場ではテキパキ動いています。
高齢者だと感じさせない働きっぷりです。
このような人を「バイタリティのある人」といいます。
疲れている、うつむきがち、活力に欠けるといった状態は、この言葉が意味しているものではありません。
「エネルギー」とは?
物事を行う気力や活力という意味です。
子どもたちが公園を元気に走り回っています。
体を動かす力にあふれている様子です。
このような様子を「エネルギーあふれる」などといいます。
お腹が空いていると体を動かす力がでてきません。
体や頭を使いすぎたりしても、力がでてこなくなります。
このようなときは、何かを食べるとよいでしょう。
そのことを「エネルギーを補給する」といいます。
こういった活動のもととなるものを意味する言葉です。
人間の活動のもととなるものだけでなく、「再生可能エネルギー」のような、物体が仕事を行う能力やそれを供給するための資源のこともいいます。
「バイタリティ」と「エネルギー」の違い
「バイタリティ」と「エネルギー」の違いを、分かりやすく解説します。
前者はイキイキとしたさま、後者は活動のもととなる力のことです。
使い方も違い、「エネルギーを補給する」とはいいますが、「バイタリティを補給する」とはいいません。
また、後者は物体が仕事を行う能力やそれを供給する資源もいいますが、前者にはその意味はありません。
まとめ
似たような場面で使われる2つの言葉ですが、一方はイキイキとした力、もう一方は動くもととなる力のことで、意味が異なります。