「school」と「academy」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「school」と「academy」の違い英語

この記事では、“school”“academy”の違いを分かりやすく説明していきます。

「school」とは?

「school」は、組織、建物としての「校舎」、教育、授業としての「学校」という意味で使います。

一般的には小学校、中学校、高校をさしています。

また日本語と同じく、くだけた会話において大学を「学校」と言う場合もあります。

他に職業、技術の学校、教習所、養成所なども「school」と言います。


「academy」とは?

「academy」とは、文学、芸術、科学などの「発展」を目的とした協会、特定分野を教育する「学院」「専門学校」「私立の中学校、高校」という意味で使います。

また有名な「アカデミー賞」というものがあります。

これはアメリカの映画芸術科学アカデミーが、毎年優秀な作品、監督、俳優などに授与する賞のことです。


「school」と「academy」の違い

“school”“academy”は、「中学校」「高校」といった意味で共通している部分もあります。

とはいえ、他の意味は違っていますのでしっかり使い分けをしていきましょう。

“school”「学校」という意味で広く使います。

通常は、小学校から高校までをさしますが、くだけた会話などでは大学のことも“school”と言っても通じます。

ちなみに大学は英語では“a university”“college”です。

「a university」は修士以上の学位を与える権限を持つ総合大学という意味で、“college”は学部の大学のことです。

総合大学を強調せず、広い意味で「大学」という場合は“college”を使うことが多いでしょう。

“academy”は、協会、学院、特定分野を教育する専門学校という意味になります。

まとめますと小学校から高校、会話においては大学までは“school”、協会、私立中学(高校)、特定分野の専門学校、アカデミー賞は“academy”と使い分けます。

「school」の例文

・『come home from school』(学校から帰宅する)
・『School beging at 8:45』(学校は8時45分から始まる)
・『skip school』(学校をさぼる、停学、退学)
・『We have no school today』(今日は学校が休みです)

「academy」の例文

・『the Royal Academy of music』(英国王立音楽院)
・『a police academy』(警察学校)
・『French Academy』(フランス学士院)
・『the National Academy of Sciences』(米国科学アカデミー)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

“school”“academy”二つの言葉の意味と違いを説明しました。

“school”は小学校から高校まで、大学は“college”と覚えておきましょう。

また“academy”は特定の分野の教育をする学校、協会ですので、一般的な学校という意味では“school”を選ぶようにしてください。

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