この記事では、“convince”と“persuade”の違いを分かりやすく説明していきます。
「convince」とは?
“convince”の語源は、“con”が完膚なきまでという意味で、“vince”の部分は、vincereという征服という意味から成り立ちます。
その為、意味合いにおいては、そのように信じ込ませるという意味に変化しました。
「convince」の使い方
“convince”は、対象となるものにそう信じ込ませる場合使用します。
言ってしまえば、相手の考え方というマインドを支配することで自分の都合の良い様に信じ込ませるという使い方をするのがこの“convince”になり、何を信じ込ませようとするかで自分が得をするか損をするかを自由に変化させることができるのです。
「persuade」とは?
“persuade”は、語源では何か物で対象者を釣って味方してもらうようなニュアンスが起源です。
その為、現在の意味では、何か対象者に対して得となるものを上げるから味方になって信じてください見たいな感じになります。
「persuade」の使い方
“persuade”は、言葉の対象となるものに対してプラスになることをしてあげるからこちらにも見返りを頂戴というような表現をしたい場合使用します。
例えば、子供が勉強をしない場合、お小遣いを上げるから成績アップしてねとお願いをする場合、“persuade”という英単語を使用すれば、お小遣いを上げるように仕向けるとなり、見返りに何かをしてねと頼めるのです。
「convince」と「persuade」の違い
“convince”と“persuade”の違いは、強制的にそう信じ込ませるか、あえて物などで対象者を釣り上げて自分の思うとおりに操作しようとするかの違いです。
「convince」は強制的に対象者に信じ込ませることで自己の得や事故にとって都合の良いものにしますが、「persuade」はお願いをすることで対象者を説得し、信じ込ませ自分の得になるよう仕向けます。
まとめ
“convince”と“persuade”の違いは、信じ込ませるやり口が異なります。
“convince”は半ば強引に信じ込ませるため、言ってしまえば信じ込ませる側の思念がものすごく強く半ば強制に信じろというようなもので反感を持たれます。
一方で、“persuade”という英単語の信じ込ませ方はマイルドで、相手に対してちょっと見返りを与えるからこっちに味方して私を信じてみないかな?というようなニュアンスで相手を信じさせるため、強引さはなく、見返りが貰えるのであれば別に信じてもよいかも知らないということを相手は思います。
その為、“persuade”という英単語で相手を信じ込ませようとする文章は大抵、何か相手の方に見返りを与えたり、信じてもらえるような工夫をする文章が多いのは文章をマイルドに表現し、信じてもらう環境を作り出すことに重点を置くのが“persuade”になるためです。