「渓流釣り」と「川釣り」の違いとは?分かりやすく解釈

「渓流釣り」と「川釣り」の違いとは?分かりやすく解釈専門用語・業界用語

河川で行う釣りを表す言葉として「渓流釣り」「川釣り」があります。

2つの釣りはどのような違いで区別されているのでしょうか。

今回は、「渓流釣り」「川釣り」の違いを解説します。

「渓流釣り」とは?

「渓流釣り」とは、「川の上流で行う釣り」を指す言葉です。


「渓流釣り」の使い方

川の流れのうち源流に近い部分のことを「上流」といいます。

上流の多くは山の中を流れており、山の中を流れる川の流れの中でも地形の谷間にできた谷川の流れのことを「渓流」といいます。

「渓流釣り」とは渓流で行う釣りを意味する言葉です。

本来は谷川で行う釣りのみを指す言葉ですが、一般的には山中を流れる川の上流で行う釣り全般を指す言葉として使われています。

ヤマメやイワナなど水がきれいで流れの速い川の上流にしか棲まない魚を狙いますが澄んだ水で釣り鉤が見つかりやすく流れの速さで竿も操りにくいため簡単には釣れない上級者向けの釣りです。


「川釣り」とは?

「川釣り」とは、「川で行う釣り」を指す言葉です。

「川釣り」の使い方

川の大きさや流れの速さ、釣る場所や釣り方を問わず川で行う釣り全般を表します。

基本的には川で行う釣りのみを指しますが、湖や池などでの釣りも含めた「淡水釣り」の意味で使うこともあります。

ひとくちに川での釣りと言っても上流と下流では全く環境が異なり行われる釣りは別物です。

「渓流釣り」と「川釣り」の違い

「渓流釣り」「川釣り」の違いは「釣る場所」です。

どちらも川でする釣りを指す言葉ですが「渓流釣り」が山中を流れる川の上流でする釣りを指すのに対し「川釣り」は上流から下流まで川での釣り全般を指します。

「渓流釣り」は河口付近で行う「河口釣り」や水のきれいな川で行う「清流釣り」などと同じように「川釣り」の1ジャンルに当たります。

まとめ

「渓流釣り」「川釣り」は川のどこで釣るのかによって区別されます。

同じ川でも釣れる場所や狙う魚によって使用する道具が変わるので川での釣りに挑戦するなら違いを正しく理解しておきましょう。