この記事では、「激励」と「励まし」の違いを分かりやすく説明していきます。
「激励」とは?
元気づけて、さらに力を奮い立たせること、という意味です。
今出している力よりも、さらに大きな力を出せるようにすることをいいます。
甲子園出場を目指して頑張っている野球チームがあるとします。
チームのメンバーは、普段の練習も試合も頑張っています。
力を出して取り組んでいるのです。
このチームの様子を引退した先輩が見にきました。
先輩は甲子園に出場して欲しいと思っています。
そのためには、これからも努力し続ける必要があるでしょう。
気持ちを奮い立たせていかなければなりません。
先輩は、今出している力を持続させ、さらに力を出すように応援をしました。
このさまを「激励」といいます。
「励まし」とは?
気持ちが奮い立つようにすること、元気づけること、という意味です。
現在沈んでいる力を奮い立たせる場合に用いることが多いです。
たとえば、重い病気にかかってしまったAさんがいるとします。
Aさんは自分が重い病気になったことに対して、残念で悲しい気持ちでいます。
そして、病気と闘おうという気持ちが落ちている状態です。
そんなAさんの様子を見た友人が、頑張って欲しいという気持ちを伝えました。
Aさんの力を奮い立たせるために声をかけたのです。
このことを意味します。
友人がかけた声は「励ましの言葉」といいます。
「激励」と「励まし」の違い
「激励」と「励まし」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は、今出している力を持続したり、さらに力を大きくしたりするようにさせることをいいます。
後者は、沈んでいる力を高める際に用いることが多いです。
すでに力を出しているのか、力が落ちてしまっているのか、という点に違いがあります。
まとめ
どちらにも奮い立たせることという意味がありますが、さらに奮い立たせることなのか、沈んでいる力を奮い立たせることなのかという点に違いがあります。