「是非」と「是非に」の違いとは?分かりやすく解釈

「是非」と「是非に」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「是非」「是非に」の違いを分かりやすく説明していきます。

「是非(ぜひ))」とは?

「是非」とは、「正しいことと正しくないこと」「正しいのかどうかということ」「物事における良し悪しを判断したり、批評したりすること」「何があっても実行しようとする様」「心を込めて強く願う様」「なにとぞ」「ある条件の下で、必ずそうなると判断できる様」「必ず」などの意味を含める言葉です。

「是非」「是と非」のことであり、「是」「道理に適っている正しいこと」という意味を表し、「非」「良くない」「正しくない」という意味を表す言葉になります。


「是非」の使い方

「是非」は名詞としてや副詞として使われています。


「是非(ぜひ)に」とは?

「是非に」とは、「何があっても」「どんなことがあっても」「無理に」「しいて」などの意味を含める言葉です。

「是非に」の使い方

「是非に」は副詞として使われています。

「是非」と「是非に」の違い

「是非」「正しいことと正しくないこと」「何があっても実行しようとする様」など名詞や副詞として、多くの意味を表す語句として使われています。

対して、「是非に」「何があっても」「無理に」という意味を表す副詞として使われています。

「是非」の例文

・『今回、この人物が行った政策についての是非を問う』
・『インターネットの規制について是非を議論し合った』
・『この業務は是非とも私にやらせていただきたい』
・『興味をお持ちであれば、是非こちらへお声掛けください』

「是非に」の例文

・『ご都合がよろしければ、是非にご応募ください』
・『是非にご機会をいただければと存じます』

まとめ

「是非」「正しいことと正しくないこと」をはじめ、多くの意味を含める名詞、及び副詞です。

そして、「是非に」「何があっても」「無理に」という意味を表す副詞ということでした。