この記事では、「可能でしょうか」と「大丈夫ですか」の違いを分かりやすく説明していきます。
「可能でしょうか」とは?
できますか、という意味です。
「可能」には、それをする能力があること、ある物事ができると思われること、という意味があります。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、問いかけの意を表します。
キャンセルをしたいときのことで説明をします。
Aさんは通販で商品を購入しました。
しかし、後になって考えてみると、「やっぱりいらない」となりました。
そこでキャンセルをしたいです。
しかし、キャンセルを受けつけているのかわかりません。
そこで、注文を取り消ししたいということと、それができるのかを尋ねてみました。
その際に「キャンセルは可能でしょうか」のような伝え方をします。
「大丈夫ですか」とは?
問題ありませんか、支障はありませんか、といった意味です。
「大丈夫」には、間違いがなく確かなさま、強くてしっかりしているさま、安心できるさま、という意味があります。
Bさんが道を歩いていると、突然目の前の人が転びました。
心配したBさんは、転んだ人に声をかけました。
このときに「体にケガはないか」といった意味を込めて、このような言葉をかけます。
相手の時間を確認するときにも用います。
ある人が自宅にやってきました。
日が暮れてきて、そろそろ帰った方がよいのではないか思われる時間です。
訪問者の時間が気になります。
このようなときに、家の人から訪問者に対して「時間は大丈夫ですか」のような声をかけます。
「可能でしょうか」と「大丈夫ですか」の違い
「可能でしょうか」と「大丈夫ですか」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は、可能であるか、不可能であるかを問う言葉です。
後者は、ケガはないかなどを尋ねるもので、問題がないか、支障がないか、という意味です。
近年は、後者を可能・不可能、承諾・拒否の意味で用いることがあります。
この意味では前者と同じように使用をします。
まとめ
一方は可能であるか不可能であるか、もう一方は問題ないか、しっかりしているかを問うものです。