「停まる」と「止まる」の違いとは?分かりやすく解釈

「停まる」と「止まる」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「停まる」「止まる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「停(と)まる」とは?

「停まる」には以下の意味が含まれています。

「動いていたものが動かなくなる」「動きをそこでやめた状態になる」
「続いていたものが続かなくなる」「通じていたものが通じなくなる」
「動かないように固定される」
「取りやめになる」「中止される」
「そこに残る」「留まる」
など。


「停まる」の使い方

「停まる」は主に「一時的に中断する」という意味で使われることが多いようです。


「止(と)まる」とは?

「止まる」は先述した「停まる」と同じく、「動いていたものが動かなくなる」「続いていたものが続かなくなる」「動かないように固定される」などの意味を含める言葉です。

「止まる」の使い方

「止まる」「動いていたものが動かなくなること」「続いていたものが終わること」全般を指して使われています。

「停まる」と「止まる」の違い

「停まる」「止まる」は、漢字が違うだけで、基本的に同じ意味を含める同義語になります。

ただし、「止まる」「動いていたものが動かなくなること」「続いていたものが続かなくなること」という意味で広く用いられています。

対して、「停まる」「停止」「停車」などの熟語に使われているように、とりわけ、「一時的に中断するする」という意味合いで用いられることがほとんどのようです。

「停まる」の例文

・『料金の支払をすっかり忘れていたせいで、水道が停まってしまった』
・『トイレに行きたくなったので、次に停まった駅で一旦、電車を降りようと思う』

「止まる」の例文

・『稼働していた洗濯機がエラーで急に止まってしまった』
・『作者の体調不良が原因で、漫画の連載が止まってしまっている』

まとめ

「停まる」「止まる」はどちらも同じ意味を含める同義語ですが、「止まる」「動かなくなること」「終わること」全般を指して使われているのに対し、「停まる」「一時的に停止する」という意味合いで限定的に使われていることがほとんどということでした。