「ポンコツ」と「ボンクラ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ポンコツ」と「ボンクラ」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、「ポンコツ」「ボンクラ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ポンコツ」とは?

何をやらせてもうまくできない人のことを「ポンコツ」といって馬鹿にします。

仕事を頼んでもうまくできず、役に立たないといった気持ちが強く出た言葉です。

それほどろくに物事がうまくこなせないは、動きも鈍く、駄目な人間であると思う人に対して使われています。

また、職場では失敗ばかりする部下に対して「このポンコツが」と苛立ちをぶつけるときよく使う言葉です。


「ボンクラ」とは?

人が呼んでいるのに、ぼんやりして返事しない人を「ボンクラ」といいます。

このような人は間抜けで頭が悪いといったところがあり、周囲からは馬鹿で要領が悪く感じてしまうのです。

また、間抜けでどうしようもないと感じる部下に対して「このボンクラ」といって叱責する場合もあります。

元々は博打で読みが悪く、負けてばかりいる人を「盆暗」といい、これが馬鹿と感じる人に対して使われるようになりました。


「ポンコツ」と「ボンクラ」の違い

「ポンコツ」「ボンクラ」の違いを、分かりやすく解説します。

いくら教えても効率よく仕事ができない人を「ポンコツ」といって揶揄します。

このような人は恋愛の面でも相手とうまく付き合えないは、動きも鈍いところがあり、使えないという意味でよく使われています。

もう一方の「ボンクラ」は抜けていて、記憶力がないと思う愚かな者と感じたとき怒りを込めて使う言葉です。

「ポンコツ」の例文

・『仕事ができないポンコツ上司の給料が高いのは許せない』
・『ポンコツ夫は靴に100万も使ってしまい、生活が苦しい』

「ボンクラ」の例文

・『料理ができないボンクラな嫁は、惣菜を買ってきて皿に盛る』
・『ボンクラだった弟が、今では東京で警察官として働いている』

まとめ

人を見下す言葉ではありますが、意味に違いがありますので、どのようなタイプにどの言葉を使えばいいかを考えてから使い分けてみるといいでしょう。