「寄生獣」と言えば、人間の頭に寄生して支配する「寄生獣」の物語であるコミックですが、その単行本にはバージョン違いが存在し、「通常版」と「完全版」があります。
それでは、この寄生獣「通常版」とはどういう意味でしょうか。
また、「完全版」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「通常版」と「完全版」の違いを分かりやすく説明していきます。
寄生獣「通常版」とは?
寄生獣「通常版」とは、月刊アフタヌーン(一部モーニングオープン)で連載されていた岩明均氏の漫画「寄生獣」の1990年から1995年にかけて発売された単行本のことです。
全十巻で完成し、多くの読者や同業者にも評判になりました。
寄生獣「完全版」とは?
寄生獣「完全版」とは、前述の漫画「寄生獣」の2018年から2021年にかけて発売された、新しい単行本のことです。
「通常版」とは違う部分が多く存在していますが、詳しい内容に関しては後述します。
寄生獣「通常版」と「完全版」の違い
寄生獣「通常版」と「完全版」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、月刊アフタヌーンで連載されていた「寄生獣」の単行本化されたものであることは同じですが、若干の違いがあります。
「通常版」に対して「完全版」が違う点をあげると、一つは、連載時にカラーページであったものが、そのままカラーのページとして収録されていること、連載時に掲載されていた読者との間のQ&A、そしてあとがきや解説文などが追加されているという部分です。
多くの追加や変更は、できるだけ連載当時のニュアンスや雰囲気を味わってもらうためのものであり、よくあるような無用な追加ページの水増しとは違うというのが特徴的です。
まとめ
この記事では、寄生獣「通常版」と「完全版」の違いを、解説してきました。
実は、「寄生獣」の単行本には、今回ご紹介した「通常版」と「完全版」に加えて「新装版」というものも存在しています。
これは、「通常版」全十巻の表紙が新しくされたものであり、内容的に変更はありません。